極上予想議会#22「The LAST Day -2005-」

2005年12月31日。世間ではいわゆる大晦日

2005年最後の日であっても、執行委員のすることは変わらない。



由佳梨「ふぇ〜?補習でも40点なんてっ・・・・・・」

菜々「・・・・・・・・・・・・・・あれだけ勉強していたのにこれじゃあどうしようもないわね。」

弘美「私はクリアしたよっ☆」

孝之「ってかお前の落としたのって日本史だろ。あんなもの覚えるだけだろう。」

弘美「いやぁ、面倒だったから勉強しなかったの☆」

智亮「だからなんやな・・・普通に補習満点やん・・・」

友希「確かに面倒だよね、覚えるの。」

智亮「・・・・・・そういう友希はどうなんや?」

友希「ぇ、私?・・・・(溜めて)・・・・・・・・セーフ」

智亮「なんや・・・つまらん・・・」

友希「なにそれっ〜大体国語なんてずっと向こう(カナダ)にいた私には無茶な話でしょ。」

由佳梨「うぅ・・・結局私だけなの・・・・・・」

雅「学年末試験に全てを託すのよ、由佳梨さん。」

由佳梨「はいぃ・・・・・・」


桜華学園の2学期期末考査の補習は年内に行われる。
補習に合格して良い1年を終えるか、不合格で新年へそのまま嫌な気分を連れてゆくかは自分次第なのである。

不合格の生徒を見て呆れる先生、または喜ぶ先生、その両者を傍観する先生。全て教師側の計らいである。テストになると立場は逆転するのである。
傍観して楽しむのは生徒側にも言えることなのだが。


ああ楽しきかな、桜華学園。